ファイナリスト

株式会社ハッピーリス
代表取締役

吉田よしだ理恵りえ

東京都

事業概要

~ハッピーな食事介助を目指して~
「ごっくんチェッカー」の事業展開

PROFILE

1991年バンドのキーボード奏者としてメジャーデビューし、ミリオンヒットとなる。バンド解散後は作曲家やボイストレーナーとして活動。2006年ハッピーリスを設立。2008年、音楽制作に関連して、聴診器音を携帯電話で通信する装置を開発し「電気を使わずに周波数、音圧、音の位置を変える技術」を確立。以来、生産工場における不良品発見に役立つ異音検査集音器の設計・製造受注が増加。ミュージシャンならではの音楽的発想と音響工学を結び付けた新しい発想を用いて、音で解決できる未開拓のマーケットを数々掘り起こしている。

公式ホームページ

ビジネスモデル

「ごっくんチェッカー」は、食物を飲みこんだ音をスピーカーやイヤホンで聞くことができる装置。
加齢などで飲み込みが弱くなった人の食事介助は、誤嚥に気をつけながら行う必要がある。そのため高齢者介護において食事介助は神経を使い時間負担も大きい。食事の際、「ごっくんチェッカー」を使えば、「食物を飲み込んだ音が聞こえたら次のひとくちを口に入れる」という目安になり、丁寧かつスムーズな食事介助ができる。また、食べることは生きる意欲であり、胃ろうから経口摂取へのリハビリにも役立つ。更に介護離職問題の軽減にも貢献する。
本製品は、東京医科歯科大学をはじめ、病院リハビリテーション科、高齢者施設、在宅介護ヘルパーステーションの協力により実用性テストを繰り返し、改良を重ねた。
2014年、介護、医療関係の施設・専門家・在宅介護の家族に向けて販売開始し、海外の高齢化が進んでいる国へも展開していく。

  • ビジネスモデル1

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  • ビジネスモデル2

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受賞後

技術を武器に多角的な事業展開を目指す
「電気を使わずに周波数、音圧、音の位置を変える技術」をもとに「ごっくんチェッカー」を開発した。食べ物を飲み込んだ音をスピーカーやイヤホンで聞くことができる装置で、誤嚥防止などに役立つ。介護、医療関係施設からの受注が数千個に及び、一括納入が追いつかない状況だが、各社と連携を進めながら生産体制の安定化に努めている。
昨年のコンペティション表彰後、多数のメディアに取り上げられ、各方面から反響があった。「ごっくんチェッカー」のみならず、同社の集音技術が注目されている。例えば、食品生産工程での異物混入検査、プラントの状態監視を手掛けており、さらにトンネル、鉄道、橋梁の打音検査等での活用も見込まれる。技術を武器に、海外展開も視野に入れたさらなる事業領域の多角化を目指す。

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