ファイナリスト

株式会社Waris
代表取締役

田中たなか美和みわ

東京都

DBJ女性起業優秀賞

事業概要

ハイスキルマザーの力を活用した
業務アウトソーシングサービス事業

PROFILE

慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、2001年に日経ホーム出版社(現 日経BP社)入社。主に働く女性向け情報誌「日経ウーマン」の企画・取材・編集・執筆に携わる。キャリアインタビューや、アンケート分析などを通じてのべ3万人以上の働く女性たちの声に接する。2009年に米国CCE,Inc. 認定GCDF-Japan キャリアカウンセラーの資格を取得。女性が自分らしく前向きに働き続けるためのサポートを行うべく2012年に退職。2013年株式会社Warisを共同創業。

公式ホームページ

ビジネスモデル

夫の転勤・育児・介護などさまざまな事情により、フルタイム正社員という固定化した働き方を変えたいハイキャリア層の女性(=ハイスキルマザー)と、優秀な外部人材を活用したい企業とを結び、女性に仕事を、企業に事業スピード向上のための迅速な人材配置の実現を提供する。
ビジネスモデルは、まずハイスキルマザーがウェブでWarisに登録。Warisは、マーケティング・人事・法務・会計・経理・広報などの文系ホワイトカラーが担う上流工程の業務を企業より請け負い、登録したハイスキルマザーへ再委託する。
独自開発のアセスメントシートと面談によってハイスキルマザーのスキルを的確に把握し、企業側に対しては綿密なコンサルテーションで業務の切り出しを行うのが特長。時間や場所にとらわれない自由で柔軟な働き方を提供することで、一人一人がライフステージの変化に合わせた最適な働き方を選択し、生き生きと働き続けられる世の中を実現する。

  • ビジネスモデル1

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  • ビジネスモデル2

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受賞後

ハイスキルマザーの力を活用した
業務アウトソーシングサービス事業を展開

ハイスキルなワーキングマザーと企業とのジョブマッチングを行っています。総合職として10年以上の経験を持つキャリア女性に対し、時間や場所にとらわれにくく経験を活かせるフレキシブルなお仕事をご紹介しています。
優秀賞を受賞したことで、テレビ・新聞等でご取材いただけたことは、会社としての知名度アップにつながりました。また、事業奨励金を使って営業体制も強化いたしました。
メンタリングにおける収穫は、メンターの方から本質的なアドバイスを多数いただけたことです。特に「ベンチャーは選択と集中が何より大切」という言葉は、私たちボードメンバーの胸に強く響きました。自分たちが勝てるフィールドでまずは徹底的に結果を出すことを大切にしたいと決意を新たにしました。加えてシステム化のタイミングと方法論についても貴重なアドバイスをいただき、外部のプロフェッショナルの力を賢く活用しながら進めています。
ミッションとして掲げる「誰もが自分を活かして働き続けられる社会の実現」を目指し、まずは今年中に導入予定の独自システムにより、マッチングスピードとマッチング率の改善を実現します。また、地方でのサービス展開にも挑戦していきます。

  • ビジネスモデル3

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