ナノティス株式会社
代表取締役 CEO, Founder
坂下理紗
東京都
DBJ女性起業優秀賞
- 第6回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション
- プロダクト
- 医療・介護
事業概要
小さなチップとスマートフォンで、誰でも手軽に使えるインフルエンザ即時診断デバイスの創成
感染症全般に技術を応用し、パンデミックを抑制する
PROFILE
東京大学大学院理学系研究科修了(理学修士・物理学専攻)、東京理科大学理学部物理学科卒業。修士課程まで量子コンピューターの理論研究に従事。
大学院修了後は野村證券株式会社(投資銀行部門アナリスト)、ブルームバーグLLP(データアナリスト)に勤務。その後独立し、技術マッチングサービスのベンチャー企業、リンカーズ株式会社へ参画。営業成績トップMVPを受賞し、執行役員営業統括本部長を務める。開業医だった祖父の影響、研究者との出会いを機に、2016年ナノティス株式会社を創業。
ビジネスモデル
ナノティス株式会社では、小さなチップとスマートフォンによる感染症即時診断デバイスの研究開発を行っている。まずはインフルエンザをターゲットに、どこでも・誰でも・迅速に診断を行うことのできる製品開発を推進。全く新しいヘルスケア・プラットフォームの創成を目指す。
研究開発は東京大学の若手研究者チームが主となり、東京大学・長棟輝行教授との共同研究、元テルモ株式会社代表取締役会長の中尾浩治氏が顧問を務めるなど、各業界第一線の専門家による支援体制を誇る。
製品化により患者・医療従事者双方への負担軽減はもとより、僻地診療や発展途上国など医療環境の悪い地域での的確な即時診断、遠隔地の医療機関との連携といった革新的な医療サービスや、リアルタイムでの疫学調査も可能となる。長期計画として技術を応用し、デング熱、ジカ熱、エボラ出血熱といった世界の多様な感染症のパンデミック抑制に貢献する事をミッションとしている。