株式会社栖
(発表当時はKurisumade)
代表取締役
栗栖弘美
広島県
- 第4回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション
- サービス
- 人材
- 教育
事業概要
都市型小規模縫製工場による縫製業界の革新
「若き縫製従事者の育成とデザイナーの
支援に必要な都市型小規模縫製工場のビジネスモデルを広島で確立!」
PROFILE
広島の服飾専門学校を卒業後、アパレル会社数社に勤務し、パタンナーとして独立。同時に2000年4月より広島ファッション専門学校の講師として現在も指導を継続中。2012年4月にアトリエ兼ショップ&ワークショップ教室機能を有する店舗「Line」を広島市南区に開業。その後、2014年9月に服飾の創作活動と縫製工場機能を有する街中工場として、新たに「kurisumade factory」を広島市中区に開設。縫製業界の地位向上に向けた革新に取り組んでいる。
ビジネスモデル
国内で縫製されている服飾製品の生産は、大手メーカー系の郊外型大規模縫製工場か、1着程度のオーダーメイド中心の内職対応に2極化。多品種小ロット生産に対応できる小規模縫製工場が不足し、インディーズブランドのデザイナーが新たに生み出す縫製関連市場の成長の足かせになっている。一方、縫製業界の就職先は郊外にある大手メーカー系の縫製工場に限られ、都市型志向の若者の多くが敬遠するため、縫製従事者が定着せず育成困難な環境となっている。
それら問題の解決のため、「都市型小規模縫製工場のビジネスモデル」を繊維業が盛んな地域性を有する“広島”で確立させ、若き縫製従事者の育成と全国のデザイナー等のプロダクト支援で縫製業界を革新していく。